自動化に欠かせない制御メーカー 制御盤とは？
こちらのトピックで以前「製造工程における自動化」についてお話させていただきました。
→「第４次産業革命って？」を読む
スマートファクトリーなどのスマート社会を実現させるためには、製造工程の自動化が不可欠で、
それには産業ロボットや、人と一緒に作業をしてくれる協働ロボットが欠かせません。
弊社は産業ロボットの制御屋として５０年、電機設備に携わってまいりました。
今回は”制御盤”について少しお話させていただきたいと思います。
「制御盤」と聞くと難しく聞こえるかもしれませんが、皆様の身の回りにもたくさんの制御盤が存在します。
例えば、信号機。信号機の制御盤は、
・信号の、赤・黄・青、を点灯させる
・交通量の多い時間帯には交差点での主道路の車両用信号の青の時間が長くなるようにする
・歩行者用押ボタンが押されると信号が青になる
･･･など多くの機能が狂いなく動作するように制御設計されています。
”制御盤”と呼ばれるものはこういった機械を動かすために、
流れている電気を自動でコントロールする装置であり、
そのための様々な電気機器や電気部品を入れた硬い箱です。
多くは工場内や屋外で用いるため硬くて丈夫な箱です。
電気が関わるところには、制御・制御盤が不可欠といっていいと思います。
お客様それぞれのニーズに合わせた制御盤を使用した産業ロボット、協働ロボットを作ることにより
製造工程での自動化を実現することができます。人の手による作業を機械に任せることで、
人件費のコストダウンや、品質を安定させた生産が可能になるというメリットが生まれます。
弊社では制御メーカー５０年で培った技術で産業ロボットや、人と協力して働いてくれる協働ロボットの
設計・導入・運用までのトータルサポートをさせていただいております。
具体的なヒアリングの中でお客様の現場に合わせたカスタマイズなどもお気軽にご相談ください！
「既存設備を使いやすくしたい！」「制御盤だけ直したい！」「設計だけ頼みたい！」
そんな時は中村電機へご連絡ください！
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次回は「制御盤の中身」についてお話させていただきます。