第４次産業革命とは？ 第４次産業革命における課題点
突然ですが”クラウド”ってどんなものかわかりますか？
クラウド（クラウド・コンピューティング）とは･･･
コンピューター資源の利用形態の一つである
なんだか難しいですね･･･
ハードウェアやソフトウェアをパソコン等にインストールしてサービスを利用することが
今まで当たり前だったわけですが、クラウドの出現により利用者が何かをインストールしなくても、
インターネット越しに必要なデータを必要な分だけ利用することが可能になりました。
身近な具体例として、例えばPCからメールを送る際OutlookなどのメールソフトをPCにインストールして
そこから送ることができますよね？これはクラウドサービスではないものです。
クラウドサービスとして提供されているメールサービスで有名なのはGoogleのGmailなどです。
ソフトウェアは必要なく、アカウントさえ持っていればブラウザを通してメールを利用することができます。
このようなクラウドサービスには様々なものがあり、製造業においてもクラウドサービスが利用できます。
本題に戻しますが、前回までにご紹介したIoTなどの技術で処理する情報は膨大な量になります。。
そのためこの”クラウド”の普及が製造業の自動化の発展に必要不可欠だったわけです。
しかし、製造業における自動化の進化をさらに推し進めるためには、課題があります。
それはクラウドでの情報処理をもっても限界があるということです。
人が作業を行うとき、目で見て手で触って、そこで得られる情報を脳がものすごいスピードで
処理しています。
一方でIoTによる情報処理とクラウドでの処理には、集めた情報をクラウドまで送信するのにどうしても
タイムラグが発生します。また、ネットワーク通信なので、通信状況の乱れや通信網の混雑により、遅延・
断裂が発生する可能性もあるのです。
次回、このような課題の打開策になる？！注目の”エッジコンピューティング”についてお話させていただきます。
弊社では産業ロボットや、人と協力して働いてくれる協働ロボットの設計・導入・運用までの
トータルサポートをさせていただいております。
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次回は「エッジコンピューティングについて」
参考文献 自動化を次の段階へーこれからの自動化に必要な３つの技術