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PLC更新は弊社にお任せ!PLCとは?③

前回、前々回とPLCについてのお話をさせていただいております!
(過去の記事はこちらから→

今回はPLCの種類や特徴などについてお話させていただきます!
PLCは大きく分けて下記の2つの形のものがあります。
①パッケージ型 ②ビルディングブロック型

いきなり話はそれますが・・・PLCは元々、PC(Programmable Controller)と呼ばれていました。
そこにPC(Personal Computer)が登場、普及していく中で、混同しないためにも
PLC(programmable Logic Controller)と呼ばれるようになりました。

PLCの仕組みは前回、前々回でもお話させていただきましたが、スイッチなどの入力機器のON/OFF等に
応じて決められたプログラムに則り、信号を指示し、出力機器に動作を与える制御を行います。

PLCは、
・入力部
・MPU演算部(CPU)
・メモリー部
・出力部
・電源部
で構成されています。

ここで本題に戻り、PLCの種類の1つである①パッケージタイプについてお話させていただきます。
パッケージタイプは、上記5点の構成が一体となったもので、比較的安価であり、導入しやすいという
メリットがあります!

三菱のFシリーズを参考に、PLCの中身を少しご説明すると、
①入力端子・・・スイッチやセンサなど、外部機器からの配線を繋ぎ込むエリアです
②出力端子・・・ランプやコイルなどの機器へと配線を繋ぎ込むエリアです
③接続コネクタ・・・パソコンなどのプログラミングツールと接続するためのインタフェース部です
(USBなどのケーブルを繋げることが出来ます)
④LED表示部・・・PLC本体の動作状態をLEDの点灯で表示します
⑤電源・サービス電源端子・・・電源はPLC本体が稼働するために必要な電源供給を受け入れる端子部です

このようなものから構成されており、小規模なシステムならこれだけで賄うことが出来ます。

そして、これらの基本ユニットでは不足する機能がある場合、
例えば「入出力の点数を増やしたい!」といった場合などには、増設ブロックなどのオプションを
設けることになります。
デジタル・アナログ問わず入出力を増設するためのオプションや、通信用ブロック・ユニットも
増設可能です。パッケージPLCはベースと呼ばれる部分がないため、こういったオプションは
基本的に横に連結する形となります。

近年のパッケージタイプPLCは、*エッジコンピューティング基づく分散制御にも使用できるため、
活躍の場は広くあります!!
*エッジコンピューティングについてはこちらの記事に載せています。

【低価格でコンパクト】パッケージPLCについてはここまでに・・・
長くなりましたので、②ビルディングブロック型PLCについては、また次回!

 

古いPLCを使い続けることである日突然故障し、
稼働がストップしてしまったり、急なことで新しいPLCへの更新に時間を要してしまったり・・・
ということがあります。
そうならないためにも、「壊れる前にPLC更新を!」ということが大切になるかと思います。
弊社では、PLC更新を行っておりますので、この機会にぜひ点検だけでもいかがでしょうか?
お見積もりにお伺いさせていただきますので、お気軽にご連絡ください!

 

「既存設備を使いやすくしたい!」「制御盤だけ直したい!」「設計だけ頼みたい!」
そんな時も中村電機へご連絡ください!

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