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ＡＮＡと豊田織機が共同開発をして、進めているプロジェクトで、
飛行機の乗客の手荷物を航空機に搭載する一連の工程を自動化するというものがあります。
昨年の９月には、それまで手荷物をロボットが積みつける「手荷物積み付けロボット」と、
手荷物仕分け場～航空機間の運転者が同乗しない「自動運転トーイングトラクター」を個別で検証していたものを
接続して一連の工程で試験運用されていましたが、
１２月にはいよいよ、佐賀国際空港にて実証実験として実施されました。

こちらがロボットが手荷物を積みつけている様子↓

天吊りされたロボットアームにより、ベルトコンベア上の手荷物を吸着して搬送するための荷車
（バルクカート）へ積み付けています！
ハードタイプのスーツケースだけでなく、ソフトタイプのスーツケースにも対応しており、
縦向き横向きどちらでも積みつけることができ、スーツケースの情報を読み取り、
荷崩れの少ない積み付け位置を演算し、並び替えながら２つのコンテナへ同時に積みつけることができるのだとか！！積み付け速度も１個当たり平均２５秒･･･なんとも優秀･･･！
こちらは昨年３月から実用化されているそうです。

そしてこれらと接続して実証実験された自動運転トーイングトラクターがこちら↓

豊田自動織機によるもので、実際の運用において手荷物搬送を行なう。

今回の実証実験では、これらを接続させた際の安全性やオペレーター視点での使いやすさ、
作業効率向上による省力効果などを検証したそうです。

人とロボットの役割分担を見直すことで、働き方の改革にもなりますよね！
実用目前の自動化、今後が気になります＾＾♪

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