ニーズに見合う”コト売り”
”モノ売り”から”コト売り”へ!
マーケティング概念として、この考え方が叫ばれてから久しく、広く浸透しているように思います。
FA業界での”コト売り”について、各社の具体的な取り組みが先日のオートメーション新聞に載って
いました。
そもそも”コト売り”とはどんなことなのでしょうか?
私たちが普段お金を払って手に入れるという消費活動をする際、
単純に”モノ”を増やしていくのではなく、モノから得られる「体験」(あるいは付加価値)を
重視して消費するということがあると思います。
この「モノから得られる体験」を重視した消費というニーズに合わせ、人々がどんな”コト”を
求めているのか?、自社の商品やサービスでそのニーズをどのように具現化できるか?ということに
視点をおいたマーケティング概念であると思います。
FA業界では、ソリューション提案の強化のために、技術力に磨きをかける企業が多いとのことで
A社では、顧客への技術提案に向けてPLCや画像、モータなどの製品の有資格者育成に力を入れ、
今後需要が期待されるロボットにも手を拡げ、資格を生かした営業体制を再構築する・・・や、
B社では、実機を使ったロボットの研修を積極的に行い、社内でコンテストなどを開催し、技術力の
強化を図る・・・など、単純に「ロボット売ります」「システム提供します」ではなく、
ユーザーの立場に立ち、様々なソリューションを提供できる体制作りに力を入れているようです。
Withコロナの世界に対応するために、今組織改革を積極的に行う企業も多いそうで、
密を避け、顧客先に近い場所に拠点を点在させるために新たな拠点を新設する企業や、
遠隔監視やリモートサポートなど製造現場の自動化・省人化・IoT化をトータルで提供できる環境を
整えている企業もあります。
オンライン営業・リモート営業・WEBセミナーなど、これからどんどんそれが当たり前!になる世界が
待っているかもしれません。
今からその体制を整えていくことが大事なのかもしれません。
コト売りに大事なことは、【ユーザーの視点に立つ】ということだと改めて感じた記事でした。
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