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協働ロボット導入において大切なこと

三菱電機が同社初となる協働ロボット「MELFA ASSISTA」の発売を5月に発表しました。
協働ロボットとしては後発となるが、新しい機能の検証など時間をかけしっかりと行うことで、
満を持しての参入となるそうです。
この協働ロボットとともに、導入や立ち上げを容易にするプログラム作成ツールも発売されました。

まずは当社にもございます”協働ロボット”について・・・
協働ロボットとは作業するロボットと人との間に安全策などを設けずに、
同じ空間で働くことのできるロボットです。
従来の産業ロボットが活用しにくい場での作業も行うことができるようになり、
今後の自動化において欠かせない存在の協働ロボット。

ロボットに作業をさせるためには、複雑なプログラムを記憶させ、それを正しく再生・動作させるよう、
セッティングする【ティーチング】という作業があります。これはティーチング技術者によって、
通常はティーチングボックスというリモコン装置を使って操作することが多いです。

(当社所有の協働ロボットのティーチング場面↓)

 

ですが、三菱電機が今回発売した「MELFA ASSISTA」はこのティーチングボックスを使わずに
ロボットアーム上に搭載した専用操作ボタンで、ロボットへの直接の教示作業が行えるそう!
同時発売のプログラム作成ツールにより、簡単にロボットシステムの構築もできるとのことで、
これまでロボットにあまり触れてこなかった人でも簡単に活用できるような開発をされており、
スマートフォンの操作感覚でビジュアル的にプログラミングを行える点など、今後の展望に大いに
活かされることと思います!

人とロボットがともに働くのですから、安全性はもちろんのこと、
使いやすさやいかに導入しやすいか?という点はとても大切であると思います。

ロボットが人の動きなどを認識して作業するだけでなく、
人がロボットの動きや意図を理解するといったコミュニケーションが重要です。

三菱電機は生産現場のIoT化にも力を入れており、
(関連トピックス「自動化に欠かせない技術IoT」)
様々なトラブルに即座に対応できるモジュールも開発・提供しておられます。
このモジュールを組み込んだシーケンサ・表示器を現場に追加することで、
既存設備への影響を最小限に抑えた上で、容易に生産現場のIoT化を実現することも可能だとのことです。

協働ロボットの導入に、IoT化を加えることで、ロボット導入によるメリットの幅を
拡げることができるのではないかと思います!

 

弊社創業50年で培った電気制御の技術とノウハウで、協働ロボット導入から運営まで
トータルサポートいたします!
協働ロボットも所有しておりますので、ご興味のある方はぜひ一度、実際に触りにいらしてください。
お待ちしております!!

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