トピックス

未来をよりよいものにするために今できること

初めに、コロナの感染が国内で確認された日から今日今この瞬間も
コロナ患者の対応を懸命にされている医療従事者の方々、
またそれ以外にも忙しく対応されている方々には敬意を示すとともに、
感謝の気持ちでいっぱいです。
今回の記事は外出自粛を非難するものではなく、外出を促すものでもありませんので
ご承知おきください。

緊急事態宣言下の地域におりますが、様々な業種でコロナにより経営に打撃をうけていることと
思います。今回の宣言によりさらに打撃を受けている業種はやはり居酒屋など夜がメインのお店であることに
違いないと思います。
今回は私の尊敬している「ユサワフードシステム」湯澤社長のインタビュー記事より、
心に留めておきたいお言葉がありましたので、それをトピックスにさせていただきたいと思います。
(今回ご紹介する記事は2回目の緊急事態宣言発出前のものです)

湯澤社長は、創業者であるお父様の急逝により、36歳で経営を引き継がれ、
その際の負債額はなんと40億円あったそうです・・・
なんとか返済しつつ上向きに・・・というときに、お店が火事になるなどの苦難が押し寄せるも、
何度も窮地を乗り越え、30年かかる!といわれていた借金を16年で完済した!という、
ご苦労の中でも経営者として立派な采配を振るい、強い信念を持たれていらっしゃる方だと思います。

現在は「海鮮居酒屋 七福水産」などを経営されておられます。

今回のコロナについての、湯澤社長のお話ですが、
「居酒屋は12月の利益で乗り切っていく構造があるが、12月(昨年末)は宴会が入らず、
大変厳しい状況で、厳しいだけではなく「リスクの高い中で本当に営業してもよいのか?」という気持ちもあるが、やらざるを得ないという後ろめたさが残るところが辛い」とありました。

経営も厳しいけど、従業員やお客様の中からコロナ感染が起きてしまうのも怖いし、
クラスターということになれば、お店の状況なども確認され、本当に様々な辛さがあるだろうと
お察しします。

この厳しい状況の中で、経営者にとってどんな心の在り方が必要なのか、
お答えになっていて、私も経営者の端くれですので心に留めておきたいと思ったお話です。

自分でコントロールできる・できないということをきちんと分ける。
マイナスな局面では、気が付くとコントロールできないことで悩み、自分の心を追い詰めてしまう。
今回のコロナでいうと、感染者数は考えてもどうにもならないので、
コントロールできることに集中すること。今なら、新店の準備や資金調達、社員のケアを意識している」

コントロールできないことに支配されては、うまく回らないということですよね。
自分にできることを、忠実に着々とやるのみ。ということでしょうか。

それともう一つ・・・
コントロールできることは全部自分の責任・自分次第だと腹を括る。
これが経営者にとって最も重要な姿勢。状況のせいにするのではなく、自分の受け止め方次第で
変えられると信じなければなにもできない。」

運が悪くて・・・などという言葉は使わないようにしないと!ですね。

こう締められていました。
「数年後、振り返ったとき、今の自分たちになれたのはコロナのおかげだと言えるようになりたい。
撤退や後退を受け入れる姿勢が大事。縮小して生き延びてきたが、撤退戦は辛い、何も楽しくない。
でもジャンプするには一度縮めないといけないのと同じ、後から振り返ってプラスかマイナスか、
今日この瞬間からの行動ですべて決まる
「40億の借金を抱えていた時、自分は一生笑うことはない、”あの頃は辛かった”と言える日は自分には
絶対来ないと思っていたけど、やっぱり決着がついて、そう言える日が来た。
きれいごとではなく、ずっと夜は続かない。朝は必ず来る。その朝は破産かもしれない。
思い通りではないかもしれない、どんな辛いことでも必ず過ぎ去り、どこかで終わる。」

今この瞬間にどんな行動をとるか、それによって自分の責任で未来は動き、
進んでいくのだなと感じました。

コロナ禍、いつまで続くか先が見えませんが、
できることをできるときに!前に進んでいきたいと思います。

(「カナロコ」トップに聞くより一部抜粋)

 

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